ご都合をお伺いした上で、当教室にお越しいただける日時を決定いたしますので、まず教室に直接お電話をいただくか、下記のお問い合わせメールフォームでお問い合わせください。教室の電話番号は052(882)7711です。
体験レッスンに掛かる時間は1時間程となります。
はい、教室脇の駐車スペース、⑤番⑥番が鈴木サキソフォンスクール専用の駐車スペースとなります。
「鈴木サキソフォンスクール」と記した黒いブロックが目印となります。
尚、⑤番⑥番以外のスペースにつきまして、たとえ短時間でも駐車されますと他テナントの迷惑となりますので、決して駐車されないようご理解ご協力をお願いいたします。
営業時間は13:00 ~ 21:00、定休日は毎週水曜日と、第2第4木曜日となっております。
なお、講師は現役奏者として演奏活動をしている為、定休日以外にも臨時休業をいただくことがあります。
営業時間につきましても同様の理由で、教室不在の場合がありますので、その際はご容赦くださいませ。
当教室は月謝制をとっておりません。レッスン毎、レッスン終了後、講師に受講料(レッスン料)をお支払いいただいております。
ボーカルコースは1レッスン当たり¥5,000(税込)/60分を頂戴しております。
レッスンは月2回の受講をお勧めしていますので、1ヶ月分を合計しますと、 「月会費 1,600円(税込)」 + 「受講料 5,000円 × 2回」 で、11,600円をお支払いいただくこととなります。
また、2019年10月1日より、『前売りレッスンチケット』を導入いたしましたので、有効にご活用くださいませ。
講師である私、鈴木智香子も、英語を満足に話す事はできませんが、歌詞を覚えるのをそれほど大変だと思った事はありません。
なぜなら、歌詞は必ずメロディーとともにあるからです。逆にメロディーがない状態で歌詞を覚えることはとても困難です。
実際、ジャズスタンダード曲の殆どが、中学校程度の簡単な単語で歌詞が作られており、全体の難易度としては、決して高くはありません。また、歌を歌う以外にも、曲の背景について本を読んだり、ウェブサイトの情報などを調べてみると、曲への理解が深まっていきます。レッスンでは、何よりも曲に愛着を持っていただき、いつかは、『私の十八番(おはこ)』となる曲を作っていただきたいと思っております。
しかし、歌詞を覚えるのを『作業』と捉えてしまうと、次のレパートリー曲に取り組む頃には、前に歌った曲の歌詞を忘れてしまったりと、歌のレパートリーを増やすのも苦痛となってしまいますし、曲への愛着も湧いてきませんので、ジャズボーカルに対する興味も失ってしまうことになります。特に、メロディーと歌詞を切り離して、歌詞のみ丸暗記しようとすることは、決してお勧めはしておりません。
10年以上のレッスン経験の中で生徒さんの様子を見ていますと、英語の歌となると、正しい発音で英語っぽくしなければ(そこが既に怪しいのですが)、もしくは正確なタイミングで言葉をメロディーにのせなければ、と、つい構えてしまう傾向があります。しかし、聴き手が主に聴いているのはそういった部分ではなく、曲のメロディーの流れの方なのです。
実際、発表会などでは、歌詞を間違えたとしても殆ど誰も気づきませんが、そこでひるんでしまい歌が止まってしまった時、初めて「この人の中で何かあったんだな」と気付くのです。つまり、ここ日本では外国語の歌詞の正確さの優先順位は、アメリカなどの英語圏ほどではないと言っても良いと思います。
一応、英語らしく聴こえるメソッドや、歌詞を覚えるメソッドもご用意しておりますが、歌を歌い表現する楽しみを最優先とし、特別な目的を持った生徒さん以外は、あまり英語については執拗に指摘しないようにしております。(勿論その部分に特化してレッスンをご希望の方にはその限りではございません。)
レッスンの初期の段階では、楽譜は読めなくても大丈夫です(ただし、レッスンの中では楽譜は見ていただきます)。
この時期では楽譜を正確に読む事よりも、楽譜をざっくりと絵面(えづら)としてとらえたり、ご自身の耳を使ってジャズの雰囲気を覚えていく事が重要になります。
レッスンが進み、次第に歌える曲のレパートリーが増え、セッションに参加したい、とか、どこかのバンドで歌わせて貰いたい、という欲求が生まれてきた時には、自分の声の高さに合わせた自分だけの譜面を用意する必要が出てきます。つまり、譜面が『読める』ことよりも、譜面が『書ける』ことのほうが重要になってきます。
ただし、ジャズのバンドで用いる譜面というものは、いろいろ特殊なしきたりを含んでいますので、当然最初からこのような譜面をかける人がいるはずもありません。 ですから、生徒さんがジャズを歌うことに慣れてきた頃合いを見計らい、レッスンの中で譜面の書き方も、最初歩から丁寧にお伝えしていく時間を設けています。
あまたのジャズボーカリスト中から数名を挙げるとしたら、まず黒人女性ボーカリストとして、エラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーン、カーメン・マクレエ、そして白人女性ボーカリストでは、アニタ・オデイ、クリス・コナー、ジューン・クリスティーが挙げられます。
男性ボーカリストとしては、フランク・シナトラ、ナット・キング・コール、ジョニー・ハートマン、メル・トーメ、ビリー・エクスタイン、トランペッター兼歌手のチェット・ベイカーが挙げられます。いずれも個性的な歌声を持った素晴らしいボーカリスト達です。
更に、上記のようなボーカリスト達だけでなく、ジャズミュージシャン達がこぞってそのスタイルを真似たといっても過言ではない『ジャズの祖』と言われているのが、トランペッター兼歌手のルイ・アームストロングです。また『ジャズ史上最高のボーカリスト』と言われているビリー・ホリデイは、ジャズという範疇を超え、現代のポップシンガー達にも強く影響を与えています。
彼らが活躍していた時期は、主に1930年代、40年代、50年代と、かなり昔のことになりますが、この頃に後に名盤といわれる作品が多く製作されています。当スクールでは、この時代の音源をなるべく多くご紹介しながら、レッスンを進めていきます。
ボサノバはブラジルのサンバを元に、ジョアン・ジルベルトという人があみ出した音楽です。
50年代半ば、リオデジャネイロに住む中産階級の若者達がギターをつま弾きながら軽く歌うスタイルが流行の発信源だと言われています。
トレーニングを積んだ歌手らしい歌手が歌う歌とは一線を画した、『新しい傾向=BOSSA NOVA』を持った歌のスタイルとして、60年代に入ると、ブラジルの国の言葉であるポルトガル語以外の歌詞(英語やイタリア語など)が後付されたりして世界的に流行しました。
ボサノバの特徴はリズムにあります。 ボサノバはブラジル生まれの音楽なので、歌詞はもちろんブラジルの公用語であるポルトガル語で歌います。 ギターの奏でるゆったりとしたリズムの上に、ポルトガル語のやさしい響きが加わった、とてもリラックスしたサウンドがその特徴となります。
こちらで説明するのは大変難しいので、比較的手に入り易い『ゲッツ/ジルベルト』などのボサノヴァの名盤を、アルバム単位で聴いてみると良いと思います。
代表的なボサノバ歌手をまず1人挙げるとしたら、ジョアン・ジルベルトです。『ボサノバ』というジャンルを確立した張本人と言われています。
次に、アントニオ・カルロス・ジョビン。『イパネマの娘』をはじめとするボサノバの名曲の殆どを作曲したコンポーザーであり、歌も歌います。
女性歌手では、『ボサノバのミューズ(女神)』と言われたナラ・レオンや、現在も活躍中のワンダ・ジ・サー、ジョイスなどが挙げられます。
全員に共通するのは、ブラジル人であり、ギターで弾き語りのスタイルで歌い、それぞれタイプは違いますが、声を張り上げない歌い方をします。ジョアン・ジルベルトに至っては『つぶやいている』と言った方がいいかもしれません。
これら歌手の歌を聴いていただければ、ボサノバという音楽がどういった雰囲気のものなのか、お分かりいただけるでしょう。
レッスンでは、基本的にはボサノバは原語のポルトガル語で指導させていただいております。 なぜなら、ボサノバのメロディー自体がポルトガル語特有の響きが作りだすリズムから出来ているからなのです。
英語の歌詞は、米国で商業的に曲を売り出すために『後付け』されたものにすぎず、できればボサノバ本来の素晴らしさを感じていただくために、原語での指導を目指しております。
しかし、いきなり馴染みのない言葉で歌詞を記憶するのは、かなり困難な作業に思われるかもしれません。そこでレッスンでは、カタカナをふった歌詞カードをお渡ししています。ご自身の耳で聞き取り、物まねをするような気分で、ポルトガル語の発音やボサノバ特有のリズムを覚えていくのが最良といえるでしょう。
尚、ジャズのスタンダード(英語)をボサノバのリズムで歌うということも曲によっては可能ですのでまたご相談下さい。