こんにちは!鈴木智香子です。
このテーマのコラムを書き始めて8年くらい経ってます。本当にとんでもないテーマに手を出してしまいました(汗)…いつまで続くかわかりませんが、忘れないうちにこの辺で文章としてまとめてみようと思っとります。
こんにちはー。鈴木サキソフォンスクール、ジャズボーカル講師 鈴木智香子です。今日は、ワタクシがずっと抱えていたジャズボーカルに関する疑問に、何となーくケリがついたので、文章として整理しがてら、この場を借りてご紹介しようと思っております。それは『器楽的唱法(horn like singing)』て何?という疑問でした。
はぁー、扱っているタイトルのスケールの大きさに、今更ながら頭を抱えております(汗)。というわけで、今回のブログを挙げるのに、ああでもない、こうでもない、と書いては消し、書いては消ししている間に、とんでもない時間を費やしてしまいました…。前回のブログでは、『モダン・ジャズの祖』であるルイ・アームストロングから多大な影響を受けたジャズボーカリストの代表格、ビリー・ホリデイとフランク・シナトラをご紹介しました。「じゃあ、ルイが出てくる前はアメリカのジャズボーカル界ってどんな状況だったの?」という疑問があると思います。そりゃそうでしょう、というわけで、観て、聴いてもらうのが一番手っ取り早いですね。またYouTubeをフル活用して、ご案内していきたいと思います......。
ジャズ界におけるルイ・アームストロングの偉大さをこれでもか!と語らせていただいた前回のブログでしたが、今回はそんなルイの演奏や歌のスタイルが、どうやって次の世代へと受け継がれていったのかをお話してまいりたいと思います。
もうそろそろ本題に入らないと、生徒の皆さんや読者の皆さんにDisられそー、って危機感がフツフツ湧いてきている鈴木智香子です。これからジャズボーカルって何?という疑問に、現場の視点からお答えしようとつとめて参る所存でございます。
さてさて、前回にも書かせていただいた通り、この場を借りてお話させていただくには、あまりにもカオスなジャズボーカルの世界ですが、皆さまの疑問は、意外とシンプルなのではないでしょうか?
皆さんは、『ジャズボーカル』、『ジャズボーカリスト』というと、どんな歌を歌う人をまずイメージしますか?
ジャズボーカルコースの講師である私、鈴木智香子が体験レッスンの際、初めてお会いする方々に、必ずお伺いする質問です。
いえ、別に正確に答えてくれなくてもいいんです。ちょっとした好奇心ですから、うふふ(笑)。しかし、その時に答えてくださった数々の素朴なお答えは、レッスンをさせていただく上で、とても有り難~い、貴重なデータになるんです。